ディズニーワールド２００２年６日目「憧れのカリフォルニアグリル」

第６日目（02/10/3１)　　晴れ　「憧れのカリフォルニアグリル」

ＷＤＷ6日目。やっと昼間のＭＫへ来ました。ＭＫは、まだハロウィーンパーティで、夜しかきていなかったので、なんだかこの旅行でこの旅行で初めてＭＫにインパークできたような嬉しさを感じます。

今朝はシンデレラ城でキャラクターズブレックファーストがあります。昨年は、何度電話しても予約できなかったこのキャラブレ、今年は、予約金をとるようになったので、予約も取りやすくなったようです。
シンデレラ城のキャラブレ・・・といえば、子供たちはほとんどプリンスやプリンセスになりきってお城へ入ります。あいあいも、ドレスを着て、お姫様気分でＭＫへ向かいます。
予約の時間は９：１０。ＭＫの開園時間は９：００。私たちの予想では、８：３０ごろにＭＫに入れてもらえるだろうと思い、早めにＭＫに到着しました。ところが・・・その日は、エクストラマジックアワー実施日。WDW敷地内ホテルに宿泊しているゲストが１時間早くパークに入れる日です。ＭＫの入り口で、チケットを見せると、エクストラマジックアワーできるゲストと、そうでない人を分けるようです。そして、ＷＤＷ敷地外に泊まっている私たちは当然・・・入り口でＳＴＯＰがかかりました。
「９：１０にシンデレラ城でキャラブレがあるんですけど・・・」というと、「９：００のオープンと同時にいっても間に合いますよ」との返事をもらって、がっかり。。。
しょんぼりしている私たちの横を、エクストラマジックアワーで早くインパークできるゲストがどんどん中へ入って行きます。
今まで、ＷＤＷ敷地内のホテルにしか泊まったことないので、こんな悲しい思いでパークの開園時間を待つのは初めてでした。
やっぱり、ＷＤＷ内のホテルにすればよかった・・・こんなに差があるだなんて・・・。
パークにどんどん入っていく人を見て、あいあいも「早くはいろーよ！」と言っています。でも、５歳の彼女に私たちが中に入れない理由を説明しても、わかるはずありません。ただただ、ＷＤＷ敷地内ホテルゲストを私たちを阻むロープを手でしっかりつかんで、そのロープ越しにインパークしていく人の流れをじっと見つめていました。

８：５５ごろになって、「あともう少しで入れるよ」と言っていたら・・・
リバー鉄道のメインストリート駅にだれかが現れました。ドレスをきた綺麗な女性です。彼女は、「ようこそ！」と私たちに向かって叫ぶと、後ろから４組の男女がでてきてダンスを始めました。わぁ！素敵！なんだかわくわくしてきました。そして・・・ＢＧＭがダンボの「ケイシージュニア♪」に変わると・・・右のほうから列車が現れて・・・
「きゃー！みっきー！！（＾０＾）あ！！ミニーちゃんも！あ～！！！みんないるぅ～！！（＊＾０＾＊）」そうなんです！ミッキーを先頭にキャラクター勢ぞろいで、みんな列車にのって現れたのです！
きっとＴＯＯＮＴＯＷＮから乗ってきたに違いありません。待たされていたゲストは大騒ぎ！勿論、私も娘も大騒ぎ！！ミッキーは列車を降りると「今日は、来てくれてありがとう！これから一緒にパークのOPENをカウントダウンしよう！」と言ったのです。
ああ・・・ミッキーとパークのOPENをカウントダウンできるだなんて、なんという幸せ！「１０・９・８・７・６・・・・」大きな声でミッキーと私たちはカウントダウンを始めました。そして「３・２・１！さあ！一緒に行こう！」というミッキーの声を聞いたとたん、私はウルウルしてきちゃった。

WDWってすごいところです。
最初は、（やっぱりWDW敷地内ホテルに泊まっている人を優遇してるのね・・）なんてヒガンでいたけれど、ミッキーはちゃんと、私たちの事をわかっていてくれて、WDW敷地外ホテルのゲストや、朝早く家を出たであろうゲストたちのことも考えていてくれてるんだ！ありがとうね！ミッキー！ありがとね！WDW！

ものすごーく幸せな気持ちで線路を下をくぐり抜けて、メインストリート方面へ入っていきました。すると今度は、ちょうど駅から降りてきたミッキーたちに遭遇！
ゲストリレーションの裏手へ入っていくところだったのですが、みんな手を振ってくれて、それはそれは素敵な朝の始まりだったのであります。（＾＾）

まだ人が少ないメインストリートを、ホンワカした気持ちで歩いて、シンデレラ城に向かっていきます。
WDWのシンデレラ城は、さわやかで、それでいて貫禄があって大好き！フロリダの青い空によく映えます。

お城の中に入ると、パークの中よりも混んでいる感じでした。順番待ちをしているゲストはフェアリーマザーと写真を撮っています。あいあいに、「一緒に写真撮ってもらおうよ」と誘ったのですが、いつもの「こわいのぉ～」がでて、フェアリーマザーとの記念撮影は断念。しばらくすると、名前を呼ばれたので２階に上がっていきました。
中にいたプリンセスは、シンデレラ・オーロラ・ベル・メリーポピンズ（プリンセスか？）、そしてプリンスチャーミング！う～ん・・・前は、ジャスミンやアラジンもいたような気がするんだけど・・・。まあ、それでも、プリンセス大好きなあいあいは大興奮！食事もそこそこに、サインと記念撮影をしていました。あいあいは、バレエのレッスンで特訓した「プリンセス風ご挨拶（ドレスのすそを持って、片足を後ろにひいて膝を曲げる）」をすべてのプリンセスにしていました。プリンセスも、そんなあいあいのご挨拶をみて、背筋を伸ばしてご挨拶。とても楽しいグリーティングでした。食事は・・・以前は２種類から選べたのに、今回はガーデングリルのようなプレ・プレート（スクランブルエッグ・パンケーキ・ポテトしかなく、デザートももちろんなくて・・・う～ん・・・まあプリンセスに会えてよかったわ。。。と思えばばいいか。という感じのものでした。（これ以上は・・いえない・・・（＾＾；））

さて、プリンセスにも会えたし、そろそろ行きますか・・と席を立ったとたん！あれ？もしかしてあの毛糸の帽子のおじ様は・・・！
そうなんです！昨日、オハナで再会したおじ様に、また偶然会ってしまったのです！
おじ様もすぐに気がついてくれて、おいで、おいでをしています。あいあいをつれていくと、「昨日、名刺渡せなかったから・・・」と、個人アドレスの名刺を渡してくださったの。これにはびっくり！なんだか、それがとても自然な感じだったので、もしかして、このおじ様は、私がここにくることを知っていたんじゃないか？と思うほどでした。
そして、名刺とともに、折りたたみ式のカボチャのおもちゃと鈴をくださって・・・（いつももらってばかり・・・）、「Happy　Ｈａｌｌｏｗｅｅｎ！」というと、プリンセスたちのほうへ行ってしまいました。なんだか魔法使いのようなおじ様だわ。。。きっと、またいつか会える。。。そんなことを思いながら１階へ降りていきました。
すでに朝食のピークはすぎ、１階では、フェアリーマザーだけが大きなイスに座っていました。あいあいは、パークで遊ぶため、ドレスを着替えにトイレに行っています。私はラッキー！とばかりに、フェアリーマザーと二人でお話して記念写真をとりました。すると、「手を出して・・・」というので、手をだすと・・・何かを私の手に乗せてくれました。みると、きらきら光るミッキーのかけら！それが手のひら一杯に乗っています。きゃー！すてき！そして、これは、ピクシーダストよ」とにっこりと微笑んでくれました。
もう私は母親で、いつも娘の希望にあわせて行動していて、キャラクターと写真をとるのも、サインをもらうのも娘が主役。わたしはそれがあたりまえだし、それで親として満足。幸せ。と思っていた。いえ、思っています。
でも、フェアリーマザーは、このとき、私を子供のように扱ってくれて、こんな私にも、ピクシーダストを一杯くれて・・・このときの私の気持ちといったら！
親の立場ではなく、一人の単純にＷＤＷを楽しむゲストとして、本当に幸せでした。なんていうのかな・・・娘が生まれてから、娘中心の生活だけをしていたけれど、このときは、「私が主役」だったんです。フェアリーマザーありがとう♪

「ママちゃん！」あいあいの呼ぶ声で我にかえると、あいあいがアクティブな洋服に着替えて私のところへかけてくるところでした。
「あいあい、フェアリーマザーと写真とる？今、ママも撮ったんだよ。」というと今度は素直に「うん♪」とフェアリーマザーのところへ向かいました。
写真を撮り終わったあと、フェアリーマザーは、あいあいにも手のひら一杯にピクシーダストをくれて・・・（本当は、私にくれたから、子供にも分けてあげてね。って言われるかと思ってどきどきしてたの・・・せこいママだね（＾＾；））。小さな子供も、大きな子供（？）も分け隔てなく扱ってくれるフェアリーマザーに再び感謝。
シンデレラ城を後にしました。

その後は、マジックキングダムの中をファンタジーランド中心に周り、ＭＫのショップを覗きながら、コンテンポラリーリゾートホテルにある憧れの「カリフォルニア・グリル」へ向かいました。「カリフォルニア・グリル」は、ＷＤＷに行く度に予約はするのですが、いつもどーしてもスケジュールがあわなくて、今まで一度も行った事がありません。だから今回は絶対に！と思っていました。
コンテンポラリの中は、すっかりハロウィーンモード！これからモノレールにのって、ＭＫのハロウィーンパーティに向かう人でごったがえしていました。
その仮装も、かなりの熱の入れようで、家族そろって完璧な仮装をしているグループが目立ちました。
その中でも、一番多かったのは、ハリーポッター！とにかく、仮装してないほうが目立つほど！！
あいあいも、当然「プリンセスになる！」と言い出して・・・朝、シンデレラ城のキャラブレで着たドレスを引っ張り出して（ずっとダーリンが持っていた）、着ることになりました。
あいあいがお着替えの間、あたりをうろうろ・・・すると、「ジャック･オ･ランタン　コンテスト」が開催されていて、そりゃもー手の込んだジャック･オ･ランタンが一杯おいてありました。
一等賞は、「リロ＆ステッチ」。なかなかのできばえです。２位は、２つあって、「ソーサリーミッキー」と「一つ目のお人形」（このお人形、なんの映画のどこにでていたかわかった方は、そうとうなディズニーファンですっ！ヒント：モンスターインク）

堂々の１位	同点２位	同点２位

ショップを覗くと、レジのところや、出入り口にジャック･オ･ランタンを持ったキャストがたっていて、みんな「Trick or Treat！」と言ってお菓子をもらっていました。
おお！これぞ、ほんとうの「Trick or Treat！」だ！と、プリンセスあいあいの手を引いてショップの中へ・・・
でも、何も買わずに「Trick or Treat！」と言ってお菓子をもらうことができなくて（意外と気が弱いゆファミリー）、チョコレートを買ったついでに「Trick or Treat！」と言ってみました。すると、レジの人が「はい、どうぞ」とあいあいにお菓子をくれて・・・しかも、あいあいが、お菓子を入れる袋をなにも持っていないことに気がつくと、「ほら！お菓子はこれにいれなさい。一杯もらうのよ♪」とミッキーの絵のついたビニール袋までくれました。
そっか・・・今日は、お菓子入れの袋は必須の日なんだわ！（＾０＾）
コンテンポラリでもらったお菓子は、MKのハロウィーンパーティーで配っていたものとはちがう、ちゃんとしたチョコレートでした。お買い物をしなくても、「Trick or Treat！」といえば、誰でも（大人でも）お菓子をもらえるみたいです。今日は、そういう日なんだものね。ここで、欲深い私は（＾＾；）、「お！じゃあ、グランドフロリディアンとかにいったら、もっと違った種類のおいしいチョコがもらえるかも！！」なーんて思ってしまったのですが、気の弱いあいあいは、ＷＤＷパークプラモデルセット自分から「Trick or Treat！」と言い出すことができず、結局、お買い物をしたショップで言った「Trick or Treat！」だけで、ハロウィーン当日の本場の「Trick or Treat！」は、終わってしまいました。。う～ん。。。残念。。。（かなり欲深い私・・・）
ところで、ここですごーくカッコイイ模型を見つけました。「WDWパーク模型」です。ＥＰＣＯＴやシンデレラ城、モノレール、ＭＫエリアのホテル郡、ＭＫのアトラクション各種が、全部模型（プラモデル）として売っているのです！全部組み立てたら、きっと４畳半くらいの大きさになると思うけど、スペースさえあれば、本当にお家にもってかえりたかったっ！！でも、これをもって帰ったら、家族の一人は、立って寝なくてはならなくなるので、写真だけで我慢することに・・・。どなたかご購入されるかたがいらしたら、是非私を招待してくださいね。。（笑）

カリフォルニア・グリルの予約時間は、１９：００。食事の終わる頃にはＭＫの花火も始まるはず・・・という予定だったのですが、あいあいをよく観察すると、もう「眠むたいモード」にはいっているようで、「Trick or Treat！」できなかったのも、眠かったからのようでした。
なににせよ、早く夕食にしないと、あいあいは寝てしまう！予約時間には、まだかなり時間があったのですが、カリフォルニア・グリルへ向かいました。

エレベータが開くと・・・・「MISS　NEWYORK」とタスキをかけた美女が迎えてくれました。入り口には、他にも「ミスコン美人」が一杯！と思ったら、これも仮装のひとつで、太っちょのおば様まで「ミス。。。。」とタスキをかけておりました。（笑）
コンテンポラリーは、結構込んでいて、予約時間前に入ったため、少し待たされました。待っている間、レストランにいるお客さんをみていたのですが、おしゃれしている人は、ラメ入りのドレス＆ネクタイというようなのカップルのように思い切りドレスアップしていました。でも、パークの帰りに寄ったようなゲストも半分くらいいて、私たちもかなりラフな格好の部類でした。特に私は、Tシャツ＆短パンだったので、母が寒さよけにもっていたストールを首にまいて、おしゃれもどきに変身・・・。やっぱりここお洒落が似合うレストランです。
それに、ハロウィーンのせいもあって、イギリスの競馬場でみられるようなとても派手で可愛くて、しかも大きな帽子をかぶったグループもいて、みているだけでも楽しいファッションが一杯！

しばらくして、名前を呼ばれて中に入っていくと・・・とても広いんですね！！びっくり！どの席からも外の景色が見えるようになっているようですが、ラッキーにも私たちは、パークサイドの窓際に案内されました。（ミッキーネットさんに予約をとってもらったからかしら？）MKがすごーく近い！！
カリフォルニアグリルからの眺めその分、夜景もすばらしく綺麗で、絶対にいつか必ずコンテンポラリーのパークサイドに泊まってみせるわっ！と思ったのであります。

メニューをもらって・・・さて、何にする？とあいあいに聞いたら・・・すでにテーブルに突っ伏して完全に眠っておりました。（＾＾；）かなり眠いのを我慢していたみたい。イスがソファーではないので、横にすることもできず、かわいそうだったけど、そのままの格好であいあいを眠らせておいて、大人たちはメニューの解読をし始めました。日本人シェフのお奨めで「カリフォルニアロール」「お魚のリゾット」「グリルポーク」をオーダ。おいしくて、みんなペろり！と平らげてしまいました。
デザートは、チョコケーキとアップルケーキが最高！アイスクリームを乗っけて、これもおいしくいただきました。でも、食べきれないものもあったので、寝てしまったあいあい用にオーダしたピザと一緒に、テイクアウトさせていただきました。

お腹が一杯になり、時計をみると２０：３０・・・花火はまだかな・・・。でも、食べ終わっちゃったし、あいあいは寝ちゃったし、レストランは混んでるし・・・これ以上、ここには座っていられないわ・・・と、せっかくの花火特等席だったのですが、カリフォルニアグリルを出ることにしました。
また絶対にこのレストランに来て、花火をみよう！そう心につぶやきながら・・・・

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