ディズニーワールド３日目「ビストロ・ド・パリ」は素晴らしい」

第３日目（02/10/28)　　晴れ　「ビストロ･ド･パリ」は素晴らしい」

昨日は、夜遅くまでハロウィーンパーティで遊んだので、今日は絶対に遅くまで寝ていると思っていた・・・のに、相変わらず娘のお目覚めは早い！まだ外も暗い５：００に「お腹すいた～！」で起こされ、家族一同健康的に、早朝のブレックファーストタイム。昨日スーパーで買ったものと、日本からもってきたスープを合わせると、結構豪華な朝食となりました。

ＷＤＷ到着初日に、結構がんばって遊んだので、本日はゆっくりしましょう。
ということで、ボードウォーク周辺の散策へ行くことにしました。天気予報では本日も快晴！昼間は３０度以上になりそうな感じです。日焼け止めを一杯塗って、さあ出発！

ボードウォークは、ちょうどオープンの日に訪れて以来、私の憧れのホテルのひとつですが、フロリダの青い空によく映える金色と白の入り口が相変わらず美しい～！！思わず目を細めてしまいます。

ホテルのロビーを抜けて湖にでると、まだ早朝で人もまばら・・・それは気持ちのよい空気が流れていました。ここで、ゆっくり・・・散歩して・・・え？あいあい！ちょっとどこ行くの！それは疲れるからだめ！と止める間もなく、娘のあいあいは、サリーを見つけて飛んで行きました。
サリーというのは、複数の人数で乗る自転車のことです。２年前に乗ったことを覚えていて、あいあいは、このサリーに乗る事を密かに旅行の目的のひとつに決めていたようです。。。
でも、ラッキーにも（？）、私たちがサリー乗り場に到着した直前にサリーは全部で払ってしまったようです。残念だね～・・と内心ほっとしていると、キャストの方が「大丈夫、いま持ってくるから」とホテルの裏のほうから６人乗りサリーを一人で２台運転してもってきてくれました。（すごいテクニックでしょ？（笑））

　我が家は大人３人・子供１人。母はどうせこげない（こがない）のだから、４人乗りにしようと思ったのですが・・・これがせまい！！重いの覚悟で６乗りサリーにしました。戦力は私と主人のみ！この際運動不足解消だー！とばかりに、６人乗りサリーで出発しました。いやぁ・・・快適！快適！結構楽チンじゃない？ヨット＆ビーチクラブあいあいも、先頭に座って、
ベルをチリンチリンならして気持ちよさそうです。母は・・・足を上に上げてまったく協力するそぶりも見せず（＾＾；、でも気持ちよさそうに風に吹かれています。
う～ん！快調！快調！EPCOTを右手に見ながらヨット＆ビーチクラブ方面へ向かいます。
だが、そんなに甘くはない・・・ちょうどインターナショナルゲートウエイのあたりは坂道になっているんですね。。大人２人でヒーヒーいいながら坂道を上りました。するとその隣を「イーハー！」と言いながら、過ぎ去る外人ファミリー！
しまった！先を越された・・・。とはいえ、もう息も絶え絶えの私たちには苦笑いを浮かべながら彼らを見送る元気しか残っていませんでした。ヨットクラブのホテルでは、多くの人がプールで遊んでいました。暑いものね。
私も入りたいよぉ～！と思いつつサリーはドルフィンへ。再びきつい上り坂をクリアすると、あとは下りで、「イーハー！」。ほどなくボードウォークのサリー乗り場に到着。１周しました。でも、あまりにあっけない１周だったので、ちょっと物足りなくて・・・もう１周しちゃう？と、年甲斐もなく、２周目に突入したのであります。後悔先に立ホテルドルフィンたず・・・。２周目のキツイことキツイこと・・・（－－）結局、坂道は、サリーに乗ったまま登ることはできず、旦那さんはサリーを後ろから押したのでありました。（お恥ずかしい・・）
でも、平坦な道は本当に気持ちよかったですよ。天気もいいし、通りすがりの人ともフレンドリーに挨拶しながら、とても楽しいサリー乗りでした。

サリーを降りると、次はドルフィン＆スワン見学。疲れちゃったので、船にのって行きます。
新婚旅行で利用して以来ＷＤＷに来ると、必ずドルフィン＆スワンに行きますが、いつきても、落ち着くホテルです。
特にドルフィンのロビーの雰囲気が大好き！クリスマスにはここに大きなツリーがたって、それはもう素晴らしいのです！

ウインドウショッピングの後、ドルフィンのレストランでランチ。ちょうど、ドルフィンでビジネスショーのような事をしていたので、日本人のビジネスマンも多く利用していました。ビジネスでWDWにくるのって、うらやましいけど・・・遊べないなら地獄かも・・・（＾＾；）

ドルフィン＆スワン見学のあとは、腹ごなしをかねてボードウォークまでお散歩。やっぱりこのEPCOTエリアのホテル郡は、一番いい場所ですね～！便利だし、景色もいいし、次回はこの辺り狙ってみようかな～・・・
（貯金しなくっちゃ！！！！）

次はＤＴＤです。
昨年、「Coming Soon」だった"Once Upon A toy"ができていました。屋根（煙突？）からジーニーが出ているお店です。さっそく覗いてみましたが・・・う～ん・・・いまいちかな・・・品数が少ないような気がしました。それに、ここは直営のお店ではないので、ディズニークラブ割引は効かないといわれました。

そのまま他のお店を回ります。
昨年来てからまだ１年たってないのに、新しい商品が一杯で、みるもの触るもの、みんな欲しくなってしまいます！
とりあえず、後悔のないよう、欲しいものは全部買って（＾＾；）、あいあいの大好きな外のメリーゴーランドと電車に乗りにきました。ここの遊具は、あいあいが初めてWDWに来たときからのお気に入りの場所。何回も連続して乗るのが恒例です。
ところが・・・５歳になったあいあいは、すでにおねえちゃんの部類に入るようになってしまい・・・回りのコがみんな小さいのに気がついたのか、本当に飽きてしまったのか、それぞれ１回づつ乗ったら、もういい。。。と引き上げてきました。
そっか。。この場所は、もう卒業の時期なのかな。。。
熱でインパークでできなかったときや、どーしても夜眠れなくて、ここの遊具でしか遊べなかった今までの出来事を思い出すと、ちょっとセンチメンタルな気分になってきます。

じゃあ、とりあえず、いったん帰ってお休みしましょう。
ということで、ホテルへ戻りました。１５：００・・・今日は、ちゃんとお掃除が終わっていました。部屋に洗濯機と乾燥機もあるので、洗濯もして、お昼ねをしたりして、ゆっくりとしました。
今夜は、ＥＰＣＯＴ、フランス館にあるビストロ・ド・パリでのディナーです。イルミネーションズの時間に合わせて１９：３０に予約もとりました。

ボードウォークに車を止め、母を車椅子に乗せて、インターナショナルゲートウエイから、ＥＰＣＯＴへ入りました。
予約時間より１５分送れてビストロ・ド・パリに到着。でも、快く通してくれて・・・でも、ここは２階のレストラン・・車椅子どうしよう。と思っていたら、秘密のドアが開いて・・・（＾＾；）エレベータが出てきました！母は秘密のエレベータで２階のレストランへ・・・。私たちは螺旋階段を上っていきました。

席は、窓際・・・やった！花火がよく見える！
車椅子に乗って、２階についた母は、歩いて窓際の席までこようとしましたが、「ノン！ノン！」と、すっごーくハンサムなボーイさんが車椅子のまま窓際まで運んでくれました。そこで、母は普通のイスに移り、ボーイさんは車椅子だけ、どこかへ運んでゆきました。やっぱり、やることがスマートだわっ！

テーブル担当の方は、またおしゃべりがとても上手な方で、メニューについても、わかりやすく説明してくれました。
でもね。。。どうもフランスと日本で意味がちがうのか、「ポタージュスープみたいなのある？」って聞いたら、
「あるある！すごーくおいしいよ！」というので、オーダーしたら、コンソメスープだった。。。（＾＾；）
というような多少のずれはあったのものの、すべておいしく頂きました。
デザートまでみんなペロリ！（＾＾）
ちなみに、食べたのは私が「ほたて」。母が「イセエビ」。主人は「フィレ肉」。

お食事が終わったころに、ちょうどイルミネーションズが始まりました。あいあいも窓にへばりついて食い入るようにみています。音は聞こえないよ。といわれましたが、確かに音楽は聞こえないけど、花火の振動は感じるので、十分迫力のある特等席でのイルミネーション鑑賞ができました。絶対、ここはお奨めのレストランです。
もし窓際に案内されなくても、イルミネーションズが始まると、中の席の人が「ちょっと見せてくれる？」と窓際にきたりしていたので、皆で素晴らしい花火をシェアしながら楽しむのもまたいい思い出になりますね。

ポタージュという名のコンソメスープイルミネーションズが終わり、大満足でビストロ･ド･フランスを出たのが２１：３０。ひともまばらになったＥＰＣＯＴのインターナショナルゲートウエイを出て岐路につきました。。。。ふと。。。「あれ？私のハンドバックは？」母が私に聞きます。あれ？さっき私は肩にかけたはずだけど。。。あれ？もしかして落とした？？？それとも、さっきのレストランに忘れてきた？？大変！お金もカードも全部入っています！きゃー！
大急ぎで私だけＥＰＣＯＴに戻りました。再びインターナショナルゲートウエイで「忘れものしちゃったみたいなの・・・」というと、「どうぞ！」とすぐにチケットみないで入れてくれて、フランス館まで猛ダッシュ！ぎゃー！なくなったらどうしよう・・・楽しかった今夜の事がいっぺんに暗転してしまいました。。。
フランス館につくと、まだレストランはやっていました。１階から入って、「忘れ物したみたいなんです。赤いハンドバッグを・・」というと、可愛い女性がすぐに２階につれていってくれて探してくれました。私はてっきりすぐに出てくるものだと思っていたので、安心していたのですが。。。「ないですね」というお返事。
きゃー！じゃあ、やっぱり途中で落としたの？でも今来るときには、落ちてなかったのに！どーしよ！どーしよ！と思っていたら、今度は１階に来るように言われ、マネージャーのような人に話しをしてくれました。このマネージャーがアランドロンみたいでそりゃもーかっこいいったら。。。一瞬ハンドバッグの事を忘れて見惚れちゃった。
彼は「大丈夫。きっとあるよ。」と言ってくれて、忘れものセンターに電話をしてくれたけれど、届いておらず。。結局、テーブル担当のボーイさん（もう帰っちゃった）に連絡とってくれて、聞いてくれたみたいです。「こっちおいで」といわれて、レストランを出て、向かいのショップに入っていくと・・・・
じゃーん！赤いハンドバッグを片手に戻ってきました！きゃー！
アランドロンが益々かっこよく見えました！思わず抱きつきたくなってしまったもの！
何度もお礼をいって、再び家族のもとへ猛ダッシュ！あいあい眠たくてぐずってないかな？ママは機嫌悪くないかな？いろいろ心配もあるけど、とりあえず見つかってよかった♪

ゲートウエイをでると、ちょうど船がいたので、それにのって待ち合わせ場所のボードウォークへ一直線！！
でも・・ボードウォークの待ち合わせ場所には誰もいません。。。待ちくたびれて、怒って帰っちゃったとか？それとも、船に乗っちゃったからすれ違った？？何にせよ、私はここから動けません。ああ・・・日本なら携帯電話があるのに・・・（＾＾；
しばらくすると、ニコニコ顔の母とあいあいと主人の顔が・・・「どこいってたの？」と心配そうに聞くと、「湖のほとりでファイアーダンスみてた」だって・・・もー心配するでしょっ！

ということで、ハンドバッグ紛失事件はこれで一見落着。
なんだかものすごーく疲れちゃった私は、かえって早々に眠りについたのでした。

４日目レポート「マジカルな出会い」へ